👑エッセー 共同出版について①

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 校正も著者まかせで、出版社がチェックするわけではありません。  誤字脱字があってもそのままです。  「UFOの基地が南極にあった」「私は植物と話をした」「私は宇宙人と共に宇宙旅行をした」「古代文明に電気釜があった」といった目が点になるような内容の本を「トンデモ本」と名付けて紹介し、一世を風靡した作家の山本弘さんが(「と学会」初代会長)が著作の中で、共同出版について次のような趣旨のことを語っています。  「売れようと売れまいと出版社は痛くもかゆくもないので、、『てにをは』がおかしくても、誤字脱字があってもそのまま。内容がものすごく変で支離滅裂でもそのまま・・・」  ちなみに山本さんは、共同出版からベストセラーになった山田悠介さんの『リアル鬼ごっこ』をかなり手厳しく批判しています。         
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