歴史エッセー ハリマオと話した夜

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 半世紀前のテレビドラマ、『快傑ハリマオ』について書きます。  テレビ放送が始まって十年足らず。生放送が主流のテレビドラマの時代、映画と同じくフイルムで制作されたテレビ映画です。  当時の人気ドラマで、三橋美智也が歌う主題歌も大ヒットしました。  全話保存され、現在はDVDで観ることができます。僕も第四部までDVDを持っています。  以前は、CSでも度々放映されていました。  原作者は作家の山田克郎です。  1949年に『海の廃園』で直木賞を受賞。この作品は、『ゴジラ』で知られる本多猪四郎の監督、脚本により東宝で映画化されました。後にテレビドラマ化されています。  海洋小説で知られ、晩年には児童向けの伝記小説も執筆しています。  どうして僕がこのテレビドラマの話をするのか?  まずは『快傑ハリマオ』について、簡単に紹介します。  山田克郎からの手紙↓ e05e0d16-4bd5-4730-9fc8-05250d70bdef
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