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「マリーは最近元気なかったし、なんだか心配だから、放課後に部屋に行ってみない?」
「そうだな。なにか事情があるのかもしれないけど、俺も流石に心配だ」
「じゃあさ、ロイクとシエラも誘って、元気が出るようなお土産を買ってから行こうよ」
「いいわね、そうしましょう」
放課後、みんなと合流し、いつものクレープ屋へ向かう。
「やっぱりクレープなんだ」
「元気が出るものと言ったら、美味しいものよ。マリーだってここのクレープすごく気に入ってたんだから」
「確かにな」
笑って腕を組んでいるアメリアは、いつになく得意げでやる気に満ちていた。
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