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天の岩戸には、水が湧いている。
『恵利原の水穴』と呼ばれ、環境省が指定している、日本の名水百選にも選ばれている。
自由に汲んで持ち帰ることもできる。
全国各地から、わざわざ汲みに来る人もいるくらいだ。
そう言えば、私が訪れた際にも大量に水を汲みに来ていた夫婦がいた。
毎度おなじみなのだろう、ペットボトルをダンボール箱につめて、キャリーで引いてせっせと持ち帰っていた。
ご苦労なこった。
↓ようやく恵利原の水穴の手前まで来た。その奥に、天の岩戸もある。
↓上から撮影。いかに急な山道がお分かりいただけるかと思う。
靴選び、かなり大事。
↓登り切った先は、こんな感じ。岩穴の前にお賽銭箱が設けられている。
(奥でひたすら汲んでいる人発見)
↓こちらが天の岩戸。ちゃんと鳥居としめ縄がある。
神話では、この奥に天照が引きこもってしまったのだというが……。
何か、小さくないか?
この鳥居もパッと見た感じでは、子供がかがんで通れるくらいのサイズである。
さて、天照は小さかったのか、はたまたサイズなんて変幻自在だったのか。もしくはスモールライトを使ったのか。
我々、下界の人間には神様の姿を見ることはかなわない。ゆえに、実際のところを永遠に知ることはないだろう。
写真の下に映っているのが、奥の水を引きこんでいる配管である。
ここから湧き水が出てくるので、みんなしてペットボトルを出して汲んでいた。
私も、持参した空きペットボトルに水を汲んだ。
自然の恵みは、勢いよく飛び出している。
500mlなんて、1、2秒でいっぱいになってしまった。
ちなみにこの水、観光案内では飲む前に煮沸をするよう、すすめられている。
私も帰宅後、沸かして飲んでみた。
まずは、お茶にもコーヒーにもせず、そのままお湯として。
雑味の一切ない、豊かで澄んだお湯。
ひとことで言おう。
美味しい。以上。
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