写真でめぐる昔旅♪~伊勢神宮その2~

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 天の岩戸には、水が湧いている。  『恵利原の水穴』と呼ばれ、環境省が指定している、日本の名水百選にも選ばれている。  自由に汲んで持ち帰ることもできる。  全国各地から、わざわざ汲みに来る人もいるくらいだ。  そう言えば、私が訪れた際にも大量に水を汲みに来ていた夫婦がいた。  毎度おなじみなのだろう、ペットボトルをダンボール箱につめて、キャリーで引いてせっせと持ち帰っていた。  ご苦労なこった。 ↓ようやく恵利原の水穴の手前まで来た。その奥に、天の岩戸もある。2cff7b9f-1868-4551-a3ab-244cc703e4b4 ↓上から撮影。いかに急な山道がお分かりいただけるかと思う。  靴選び、かなり大事。80e292c3-2b02-4a89-ac54-f48d0e237e1e ↓登り切った先は、こんな感じ。岩穴の前にお賽銭箱が設けられている。 (奥でひたすら汲んでいる人発見)34aaf139-93e2-4d5e-9683-d28e7b177068 ↓こちらが天の岩戸。ちゃんと鳥居としめ縄がある。44627c32-4357-4eb0-9aee-00dcdc3ea88a  神話では、この奥に天照が引きこもってしまったのだというが……。  何か、小さくないか?  この鳥居もパッと見た感じでは、子供がかがんで通れるくらいのサイズである。  さて、天照は小さかったのか、はたまたサイズなんて変幻自在だったのか。もしくはスモールライトを使ったのか。  我々、下界の人間には神様の姿を見ることはかなわない。ゆえに、実際のところを永遠に知ることはないだろう。  写真の下に映っているのが、奥の水を引きこんでいる配管である。  ここから湧き水が出てくるので、みんなしてペットボトルを出して汲んでいた。  私も、持参した空きペットボトルに水を汲んだ。  自然の恵みは、勢いよく飛び出している。  500mlなんて、1、2秒でいっぱいになってしまった。  ちなみにこの水、観光案内では飲む前に煮沸をするよう、すすめられている。  私も帰宅後、沸かして飲んでみた。  まずは、お茶にもコーヒーにもせず、そのままお湯として。  雑味の一切ない、豊かで澄んだお湯。  ひとことで言おう。  美味しい。以上。
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