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天の岩戸まで来たら、ぜひ行きたいと思っていた場所があった。
岩戸の風穴と呼ばれている場所だ。
穴から風が吹くと言われ、パワースポットとして知られている。
私はあまりパワースポットそのものには食いつかないのだが、今回はちょっと特別である。
古代日本人は、この自然に神様を見つけたのだ。
どんなところか、気になるではないか。
風穴へは、さらに山道を進む。
入り口からして大変そうだ。
だからだろうか、人があまり流れて行かない。
これは、ますますよい。
案内板の文字がおそらく剥げたのだろう、『この先0m』になってしまっているが、いざ。
↓0m……。
これは断言しよう。
風穴に向かうには、スニーカーもしくは運動靴一択である。
機能重視だ。靴底の薄い、ぺったんこもおすすめしない。
ザ・山道だ。
↓ここは整備もされているし、まだまだ序の口だ。
↓この辺りから怪しくなってくる。人1人がやっと通れる細い道。
右手は急な斜面になっている。柵はない。落ちたら大変なことに……。
↓極めつけはこれ。
驚くなかれ、これが道である。
岩に足をかけて上がり、左に折れて斜面をさらに上る。
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