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福島の友人に会いに行く(前半)→’19.07.13~14
私には、中学時代から親しくしているTという友人がいる。
小学生以前の友人とは親交が途絶えてしまったので、彼女が1番付き合いの長い、かれこれ○○年……げふんげふん。
今回は、2019年7月13・14日、彼女に会いに行った話。
Tと私は、好みも生活スタイルも、正反対だ。
Tは料理が好き、私は食べるのが好き。
私は甘いものが大好きだが、彼女は甘ったるいものは苦手。
向こうはすぐお腹を壊すが、私は何を食べても問題ない。
大酒のみの私に対して、彼女はちょっと付き合う程度。
私は邦楽のロックが好きだが、Tは洋楽かインストゥルメンタルが好き。
私はお出かけは好きだが、暮らすのは都市部がいいと思っている。
Tは家に引きこもりたいが、暮らすのは静かな田舎を好む。
一見、完全に合わなそうな2人だが、何故か出会ったころからウマが合って、何だかんだここまで来ている。
おそらく、両者とも量産型を好まない変わり者だという点が、12歳という若さながら何かビビッと感じたのだろう。
「こいつは、同族だ……」
と。
ちなみに、拙作・エッセイ『くまのほらあな』で書いた『ドジの勲章』にて紹介したエントリーNo.8、足首のねんざの際に書いた文。
『ちなみに病院に行ったら、同日になんと中学時代の親友も診察に来ていた。』
彼女こそ、この友人Tである。
……つまりはこう、正反対ながら根っこは似た者同士なのである。
中学卒業後、頻繁に会うことはないが、年1回くらいは会って、お互い変わらないなあ、変人のままだと安心しあい、またそれぞれの暮らしに戻る、というゆるい付き合いを続けている。
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