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1.後ろを振り向いたら貴女が居た
私の名前は愛川ミクル。
年齢17歳で女子高校生をしていてMM女学院に通っています。
私は生まれながらに霊感が強い。
そのためか霊が良く見える。
それはそれで困りものです。
今は今日の学校の授業が終わって今は帰宅途中だった。
「はぁ~ぁ、眠い」
私は欠伸をしている。
後ろに何かを感じるわ。
これは霊ね。
後ろを振り向くと血みどろの女性が霊で居た。
私は
「わぁっ、びっくりしたぁ、もう何なのよ、驚かさないで」
後ろを振り向いたら血みどろの女性の霊がいるとびっくりだわ。
私は気にしないで自宅に帰る。
自宅に着くと家の鍵を開けて中に入る。
玄関で靴を脱ぐと私は自分のお部屋にいく。
お部屋についたら中に入って後ろを振り向くと血みどろの女性の霊が居た。
「きゃあっ、びっくりさせないでよ、何なのよ、まったく」
私は血みどろの女性の霊を見る度にびっくりしているような気がする。
血みどろの女性の霊は何をしたいのかな。
そんな事はどうでもいいよね。
私は喉が渇いたのでキッチンにいく。
冷蔵庫を開けると冷たい飲み物を出すとコップに注いでゴクンゴクンと飲み干していく。
後ろから冷蔵庫を開ける音が聞こえる。
私は後ろを振り向くと血みどろの女性の霊が冷蔵庫を開けて飲み物を持っている。
「それホラーだから、やめて、コップが動いてるようにしか感じないの、やめて」
血みどろの女性の霊が飲み物を冷蔵庫にしまう。
私も冷蔵庫に飲み物をもどす。
本当に血みどろの女性の霊には困ったものね。
私はソファーに座ると眠くなってきた。
とうとう私は寝てしまった。
しばらくすると私は目を覚ますとソファーから起き上がると血みどろの女性の霊が後ろに居ない。
血みどろの女性の霊は何処に行ったのかな。
私は辺りを見回すと何処にも居ない。
きっと何処かに行ったのね。
私はお手洗いに行きたいから行く事にした。
お手洗いに入ると用を足している。
「はぁっ、血みどろの女性の霊にはびっくりする」
私は用を足しおえるとパンツを履く。
立ち上がるとそこに血みどろの女性の霊が居た。
「うわぁぁぁぁぁっ、いきなり出てこないでよ、びっくりするじゃない、心臓止まるかと思った」
血みどろの女性の霊は笑っている。
まじでホラーなのね。
霊感が強い私でもこんな体験は初めてよ。
もしかして血みどろの女性の霊に好かれているのかな。
どっちにしても怖い事には変わりない。
お部屋に戻ろうかな。
お部屋の中に戻ると私は椅子に座ってお勉強を始める。
お勉強をしているとなぜか血みどろの女性の霊の事が気になる。
後ろを振り向くと血みどろの女性の霊が本を読んでいた。
「本が浮いているようにしか見えない、ホラーね、それにしてもよくわからない」
血みどろの女性の霊は私に何かを伝えようとしているのか。
そうだとしても私にはわからない。
すると後ろから肩を触られる。
後ろを振り向くと血みどろの女性の霊が変顔をしていた。
「あははははっ、笑わさないでよ」
血みどろの女性の霊はにっこりとしている。
私は霊感が強くて霊が見えていて慣れているけど、他の人の霊感が強い人が見たら
驚いてばかりで失神したりしてね。
血みどろの女性の霊をどうにかしたい。
一体どうすればいいのかな。
声をかけてもお話できるわけじゃないからね。
試しに声をかけてみようかな。
「私の後ろにいつもいる血みどろの女性の霊さんは何がしたいの?」
お話できるわけないよね。
すると血みどろの女性の霊が
「貴女の事を好いているの」
そうそう、お話しできるわけが……。
すると私は
「霊がしゃべったぁぁぁぁっ、私疲れているのかな」
私はおでこに手を当てると熱はないようね。
血みどろの女性の霊が
「そんな驚かないで下さい」
「ははっ、しゃべる霊は初めて見る」
「いつも貴女の後ろにいますから、気軽に声をかけて下さい」
「そんな事できるかぁ~」
血みどろの女性の霊がお話できるなんて信じられない。
しかも私の事を好いてるってやめてほしい。
でも、霊を邪険にすると身に危険が及ぶし、大切にしましょう。
これから私の人生はどうなるのかな。
血みどろの女性の霊さんと死ぬまで一緒なのかな。
それはそれで楽しいがあぶないよね。
これからの事はその時になったら考える事としましょう。
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