プロローグ

4/15
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/34ページ
…そう、前の指揮官はこの基地に鉄血が攻め込んできた時、一目散に逃げた… 私たちが戦っているのを背にして逃げた、指揮官を失った仲間はパニックを起こして次々と鉄血に殺られてしまった… 生き残った私たち404部隊は何とか鉄血を撃退したが、基地は壊滅的…奇跡的にこの基地は2度の襲撃は来ず…今はまさに、おんぼろに住んでいるようなもの… 「…ここが、黒守基地か…大佐殿から聞いてた話通り…酷い有様だな…よし、俺は俺なりに頑張るとするか!」 「ん?」 私は基地の前に立つ人間らしき影を見つけた… 「416?誰か来たの?」 「ええ…少し行ってくるわ」 「指揮官じゃないの?」 「…分からないわ」 …
/34ページ

最初のコメントを投稿しよう!