プロローグ

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俺の名は黒崎泰示…軍事学校を卒業後、この基地に配属となった新米指揮官だ…しかし、この基地の話を聞いた時は怒りすら覚えた… 「…どうしてここの指揮官は、みんなを置き去りにしてまで逃げやがったんだ…」 なんて独り言を呟いていた… 「私たちより、自分の命が大切だったのよ…」 「…?」 俺は背後からする声に振り返る…そこにはいかにも特殊部隊…と言わんばかりの服装をした少女がいた 「あなたはここへ何しにきたの?」 「…あ、あぁ…すまない、俺は黒崎…今日からここの指揮官を任されたものだ」 「あなたが新しい指揮官?」 「あぁ…ア、アハハ…」 ジーッと少女が銃を持ちつつ俺を見つめてくる 「失礼しました、HK416です…指揮官、ちゃんと覚えてくださいね?」 「あっ…ああ!よろしく、他のみんなはどこだい?」 「…ここにはあと3人しかいません」 「…え?」 俺は絶句した…話じゃまだ20は軽くいると聞いていたのに…
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