プロローグ

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「指揮官?」 「よく頑張ったな、よく堪えたな…もう安心しろ…俺は絶対に逃げたりはしない」 そう言って俺は、1人ずつ…頭を撫でてやった 「っ!…恥ずかしいよ指揮官」 「…何するんですか指揮官!?」 「…うわっ…ちょっ…やめてよ指揮官…恥ずかしいよ」 「…。」 416は何も言わず俯いていた…だが、頬が赤くなってたのは見えた 「さて、まずは資材を集めて…この基地を立て直さないとな!」 「なら、ナインと私が遠征へ行くよ!」 「ええっ!?45姉…本気なの?」 「当然よ!…さぁ!行くわよ?ナイン!」 「分かったよ45姉…物資の調達に行ってきます…」 UMP姉妹はそう言って出かけて行った 「…手際の良さはさすがね」 「私は眠いから寝るね…おやすみ」 G11はまた眠りについた 「…いつもこうなの?」 「はい…」 「…そっか、ならしばらくは416、君に補佐をお願いしようかな!」 「はい、お任せ下さい…指揮官」 「…もっとこう…フレンドリーに接して貰えるとありがたいのだが…」 「え?」 「ほら、俺のことは仲間だと思って…黒崎って呼んで欲しいかな…堅苦しいのは苦手なんだよ…」 「…黒崎…ですか?」 「そうそう、俺も君のことを呼びやすいよう…シイナと呼ばせてもらうからさ!」 「シーナ?」 何を言っているんだこの指揮官は…シーナ?何故416なのにシーナなんだろう…
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