プロローグ

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「しきかっ…黒崎?どうしてそう呼ぶの?」 「ん?…俺の古い付き合いのある子がな…君にそっくりなんだよ…」 「それだけ…?」 「そうだな」 呆気ない…それだけだったのか… 「けど、元はHK M4だったんだっけ?」 「…今の私にそんな名前は必要ない!!」 俺が一言言った瞬間に416…シーナはヒステリックに 「おっ、落ち着けシーナ!」 「私は416!奴らとは違う!」 「落ち着くんだ!」 俺は咄嗟にシーナを抱きしめてしまった 「はぁ…はぁ……」 「落ち着いたか?」 「…指揮官?何故…私を抱きしめているんです?」 「君がヒステリックになったから落ち着かせようとしたんだ…すまない、もうあの名は口にしないよ」 「…いえ、私こそ…気をつけます…」 …指揮官が、私を包んでる…でも、どうしてだろうか…暖かいからなのか…悪くない気分だった
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