ご令嬢がブラック企業に入社するとひどい末路を迎える

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1.何なの、この企業は最悪じゃない 私の名前は桐川香奈(キリガワカナ)。 年齢23歳でご令嬢。 ご令嬢の私がなんで一般企業に入社しないといけないのかしらね。 どうしてかというと親が私の事を一般の某企業に資料を送って私が雇用されてしまった。 これは世間一般で言う所のコネというものかもしれない。 それにしてもご令嬢の私が働かないといけないのかしらね。 親の言い分は普段だと経験できないから経験してきなさいということらしいのよね。 まったくもっていいご迷惑だわ。 私は企業先に向かっている。 到着すると受付に向かう。 受付に着くと私はお名前を言った。 すると受付からは上司が来るのでしばらくお待ち下さいとのこと。 しばらくすると上司が私の所に来る。 「君が桐川香奈さんかな?」 「はい、そうです」 「親からは資料送られてきているのでわかるよ、ご令嬢なんだってな」 「そうです」 「まぁ、ここではご令嬢は通用しない、君もごく普通の社員だ」 「はい、わかりました」 「では、君が配属する部署を紹介するからついてきなさい」 「はい」 私は上司の後についていく。 しばらくすると上司が立ち止まると上司が 「ここが君の配属先の部署だ」 「はい」 私は中を見回すと女性しかいないと気づく。 ここなら安心して働けそうね。 「まずは自己紹介しようか」 「はい」 私と上司は部署の中に入ると私は 「初めまして、今日から入社した桐川香奈です、それとここに配属されました、 宜しくお願い致します」 「みんな、桐川香奈さんはこの企業にコネで入社した、仲良く頼むよ」 他の社員達は頷く。 「桐川香奈さん、後は頼んだよ、わからない事があるなら他の社員から聞くといいよ」 「はい」 上司は仕事場に戻ってしまった。 私は空いている所に座ってお仕事を開始することにした。 しばらくお仕事をしているとわからないとこが出てくる。 私は隣にいる社員の人にわからないところを聞いた。 しかし、社員の人が 「貴女、コネで入ったそうね、いいご身分ね、わからないとこでもあるの?」 「は、はい、教えてください」 「教えてあげないよ、後これもお願いね」 社員から他のお仕事も任された。 これってもしかしてこの企業はブラック? それともいじめ? または両方なのかしらね。 どっちにしても最悪なとこに来てしまったようね。 私は1つ1つお仕事をこなしていく。 だんだん慣れてくるとお仕事の数も減ってきている。 すると後ろから声かけられる。 私は後ろを振り向くと社員が 「ねぇ、ちょっとこっちに来なさいよ」 私は社員の後についていく。 どうやら人気のないとこに連れて来られた。 「貴方ってコネで入社したそうね、羨ましいわ」 「どうしたんですか?」 「ねぇ、今からここの企業がブラックというのを教えてあげる」 「どういう意味かしら?」 社員は私の服を剥ぎ取った。 「な、何をするのよ、おやめなさい」 「五月蠅い女ね」 社員は私のパンツとブラジャーを剥ぎ取る。 「きゃあっ、なんてことをするのよ」 「あははっ、貴方って乳房が大きいのね、それとお尻も大きい」 「恥ずかしいからあんまり見ないでくれるかしら」 「何を言ってるの? ここはブラックなの、何をしても許されるの」 「そ、そんなのやめなさい」 「ダメよ、他の社員の言う事を聞かないとここではやっていけないの、覚えなさい」 「わ、わかったわ」 納得できないけど、仕方ないわね。 今は社員の言う事を聞きましょう。 「これから私の事をどうするのよ」 「貴女は今日それ過ごしなさい」 「こんな格好で過ごせるわけないじゃない」 「だめよ、社員の事は聞きなさい、新人さん」 「……」 私は黙っている。 これも新人の役目だと思えば楽になれるかもしれないわね。 それにしてもこの企業は闇だわ。 果たして私はついていけるのかしらね。 他の社員の言う事は聞かないと大変な事になりそうだわ。 もしかしてこれは序章だったりしてね。 きっと上司に相談してもひどい目に遭うのがわかるわね。 ここはじっと我慢しましょう。 そうすればきっと良い事が待っているわね。
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