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資料1
資料1 雑誌記事「Pure ICEに聞く『今、勉強したいコト』」
(雑誌「IDOL!!!」Web版より)
今、人気急上昇中の5人組アイドルグループ、Pure ICE。
今日は、彼らに「勉強」について、お話を聞いていきます。
―こんにちは。今日は、よろしくお願いします。
全員:よろしくお願いします!
―すごく意外なんですけど、こうやって5人全員に登場してもらうのは、これがはじめてなんですよね。
ソータ:実は、そうなんです。最近は、Pure ICEとしての活動と同じくらい、個々の活動にも力を入れていて、メンバーひとりひとりは、これまでもIDOL!!!に出させてもらっていたんですけど、5人でっていうのははじめてで、だから今日はすごくうれしいです。
セナ:俺、ひとりのない。
シロ:うん、それは後で聞くから。
―今、個々の活動というキーワードが出ましたけど、来月には、シロ君主演の映画『ゼッタイ、スイセン。』が公開になりますよね。
シロ:はい!単独では、初主演です!
―内容と見所を、教えていただけますか?
シロ:はい。推薦入学がテーマの映画ではあるんですけど、でもそれだけじゃなくて、一番注目してほしいのは、この映画が"学園ラブストーリー"であるところで、あれ、"学園ラブコメディ"だったかも。
ソータ:「かも」ってなんだよ。完全に言わされてるやつじゃん、それ。
シロ:とにかく、すごい面白い映画になっているので、観てください!!
セナ:雑。
―なるほど。それでは、見所は"すごい面白い映画"ということで。
カズキ:あっ、でも。シロは本当に、一生懸命この映画の仕事に取り組んでいて。映画のお話をいただいたときからずっと、演技の本とかを読んでいて、すごく勉強してるんです。
シロ:カズ君、やめてー。営業妨害だよ。俺、そういうキャラじゃないから。
―ありがとうございます。すごく自然な流れで、「勉強」というフレーズを出していただきました。今日は、『ゼッタイ、スイセン。』にちなんで、皆さんが「今、勉強したいコト」について、お話ししていただこうと思います。では、まずシロ君、お願いします。
シロ:はい。俺が今一番勉強したいコトは、演技についてです。さっき、カズ君にバラされちゃったので、全部話しますけど、演技の本を読んだりだとか、時間があるときは芝居を観に言ったりだとか、最近はそういう風にすごしています。
―実は努力家だったんですね。続いて、ソータ君。お願いします。
ソータ:これは、去年も言ってたんですけど、今年こそ運転免許を取りたいなと思ってます。
シロ:それ、もはやネタだよね。
ミッキィ:カズ君が、18歳になったらすぐ免許取るらしいから、そしたらもうあきらめなよ。
カズキ:いや、挑戦するだけで、取れるかはわからないよ?
ミッキィ:取れるよ。カズ君はそういう人だよ。
ソータ:俺のターンに勝手に発言するな。そういうわけで、カズキよりも先に免許取ります。
―ありがとうございます。ミツキ君は、今はじめて喋った気がしますが、ミツキ君が勉強したいコトは何ですか?
ミッキィ:あ、はい。えぇと、僕はやっぱり、アイドルのお仕事について、勉強したいと思っていて。
セナ:真面目。
ミッキィ:それで、憧れの先輩が、今度ショーを演るので、それを観に行ったりとか、そういうことを考えています。
ソータ:すごいよね。"憧れの先輩"って言っただけなのに、全員誰の話なのかがわかるという。
シロ:もう、いっそ、正面から告白してフラれてきたら?
ミッキィ:いや、そういうんじゃなくて。あくまで、仕事への姿勢に憧れてて。
カズキ:うん。これだけいろんなところで、「憧れてます」って言ってるわけだから、きっと伝わってるよ。
―よかった。なんとかいい話になった。それでは、カズキ君の「勉強したいコト」を教えてください。
カズキ:はい。これは、まだ本当に勉強を始めたばかりなんですけど、「暗号通貨」というものについて勉強したいと思っています。
セナ:暗号通貨?
カズキ:えぇと、俺もまだちゃんとよくわかってないんだけど、法定通貨の裏付けがないものを、仮想通貨って言って、暗号通貨って言うのは・・・
ミッキィ:ビットキャッシュとか?
カズキ:それは電子マネー。たぶん、ビットコインって言いたかったんだと思うけど、それが仮想通貨で・・・
シロ:本格的じゃん。それ本当に勉強してるやつじゃん。
ソータ:なんで、急に暗号通貨なの? そういうの好きだったっけ?
カズキ:いや、最近興味が湧いたというか・・・
ソータ:資産運用アイドル目指すの?
カズキ:運用というか、なんか送金にかかる手数料が安いらしくて。
ミッキィ:送金したいんだ。
カズキ:したい・・・、というか、ちょっと必要で。
ソータ:え?暗号通貨で送金が必要な状況ってなに?
カズキ:あ、俺じゃなくて、知り合いなんだけど。
ソータ:暗号通貨での送金を求めてくる知り合い。何か危ない感じの話になってきたんだけど。それ、ここで話して大丈夫?
カズキ:うん。危ない話は何もないけど。
シロ:知り合いって、どういう系の知り合い?俺ら知ってる人?
カズキ:知らないと思う。というか、俺も会ったことはないんだけど。
ミッキィ:会ったことない人に、送金するの?
ソータ:いや、それ絶対やばいやつだって。どうしよう、俺の大切な友人が、今まさに詐欺に遭いそうなんだけど。
カズキ:詐欺って、なに? いくらキャプテンでも、言っていいことと、悪いことがあるよ?
ソータ:いや、だって詐欺だから、それ。
カズキ:ハルさんは、人を騙したりなんかするような人じゃないよ。
ミッキィ:ハルちゃんって言うんだ。どこで、知り合ったの?
カズキ:・・・ネットで。
ミッキィ:カズ君、ツイッターとかやってたっけ?
カズキ:ツイッターとかインスタとかのメジャーなやつじゃなくて、もっとマイナーなやつで。
シロ:マイナーなSNSって、何の意味があるわけ?
カズキ:クローズドな感じで、本来はビジネスパートナーを見つけるためのものらしいんだけど、俺は別にビジネスをやっているわけじゃないから・・・
セナ:出会い系?
カズキ:あ、そういう風に使っている人もいるんだけど、俺は友達募集で・・・
シロ:これ以上、さらにまだ友達欲しいんだ。え、ていうか今、アイドル的に言ったらいけないこと、言ってない? これ本当に大丈夫な話?
カズキ:なんなんだよ、みんな。 何で俺の話ちゃんと聞いてくれないんだよ。
セナ:落ち着いて。
ミッキィ:カズ君が怒ってるの、はじめて見た。
ソータ:これは、控室戻ったら、全員で話し合いですね。
―お話は尽きないですが、紙面の都合もありますので、今日はここまでとしたいと思います。ありがとうございました。
セナ:俺は?
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