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よし!
気合いを入れて生徒会長と目を合わせる
まずはお互い挨拶をした
うんうん上出来だよ僕
そしてそのまま生徒会長をエスコートしようと思ったけど生徒会長が気を使った感じで
「あのさ、三村くん俺左だけどサポートに代わろっか?てか、代わらしてほしいんだけど…」
と言った
もちろん否定するわけにもいかず
「えっあっはい、ど、どうぞ」
と返事をしていた
そして曲が流れ出す
それに合わせて生徒会長が僕の手をとる
さらに緊張してきた
上手く踊れているか分からないけど、僕自身は上手く踊っているつもり
何かと家の人達に仕込まれてきたからフォークダンスはちょっとだけ自信ある
曲に合わせてステップしていると急に話しかけられた
「…あのさ三村くん、ずっと気になってたんだけど何でそんなに俺のこと睨んでるの?俺のこと嫌いだから?」
ん?睨…?
「…え!?ぼ僕ですか!?」
もしかして僕、ずっと生徒会長のこと睨んでた!?
あぁあもう何でこんなところで人見知りの癖が出てくるの!?
どうしよう…怒らせちゃったかな、、
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