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宝石の夜
今日も1日色んな事があったんだね。
嬉しそう、困り顔、怒った顔、心配してる顔。
お話する君は百面相。
どんな君でも大好きだけど、その腕にさ、抱きしめて一番好きだよって頬擦りしながら言う君の声が本当は一番心地よくてね。
ベッドに潜って灯りを消した部屋から窓の向こうを見上げれば、満天の星屑がチカチカきらきら。
あぁ、素敵。
こんな時間が永遠に続けばいいのにな。
どんな宝石より、ずっと。
ずーっと輝く君と眠りにつく宝石の夜。
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