庵野雲志童の数奇な日常

登場人物

庵野雲志童(あんのうんしどう)
　全国に数々の飲食チェーン店を経営する庵野雲グループの次男にして、妖怪
　相談所の所長。ちなみにビルの２Fで美容室と占い館も経営している。
　稼業を手伝うこともなく、就職するが本来の駄目っぷりが災いして転職を
　繰り返すうちにニート直前まで追い込まれる過去を持つ。

甲斐尊(かいみこと)
　志童の親友で、国内外にホテルをいくつも持つ甲斐グループの御曹司。
　現在は父親の下で、グループを継ぐべく修行中。
　顔よし、頭よし、家柄よし。さらに言えば性格もよしの言うことなし爽や
　かイケメン。

一ノ瀬善(いちのせぜん)
　志童の親友で、父親は大手IT企業の社長。一応将来、会社を継ぐ気はある
　らしいが、今は自由にしたいと父親とは別にデザイン会社を立ち上げ経営
　している。男でもその視線に絡めとられれば、思わず胸が高鳴るほどの
　色っぽさを持つ、自他共に認める女好き。

琉（天狗）
　志童の秘書兼執事。

ルド（すねこすり）
　妖怪相談所のマスコット的存在。特に害なし。

慶覚(きょうかく)（覚）
　一見どこにでもいる普通の女の子。妖怪相談所の２階で占い館をしている。
　人の心を読み、時にはその過去やトラウマまでも・・・・。
　しかしその仕草は昭和を感じさせる。

涙心(るうと)泣き女
　妖怪相談所の出張要員。全国の葬儀に行き、故人を悼んでひたすら泣き続ける。

葛葉(くずのは)お歯黒べったり
　妖怪相談所の２階で、幾松と共に美容室をしている。花魁言葉を使う艶のあるお姉さん。仲間うちだけの時は、口しかない。

幾松(いくまつ)髪切り
　妖怪相談所の２階で葛葉と共に、美容室をしている。見た目はもっさいおっさんではあるが、心は純粋な乙女。

コロポックル
　妖怪相談所の屋上にはコロポックル王国が建国されている。体長さ３０センチほどの、小人族。
　動きが俊敏で、走ればその姿は人の目には追えない程に。

久遠雪平(くおんゆきひら)
　警視庁捜査課零係を取り仕切る警部。
　その正体は・・・・・

祇園寺相馬(ぎおんじそうま)
　久遠警部の部下で、陰陽師蘆屋道満の子孫。同じく警視庁捜査課零係に所属している。