0人が本棚に入れています
本棚に追加
/4ページ
2.デートに誘う
私は勝次をデートに誘う事にした。
「お互いの事を知るためにデートなんていかがかしら?」
「いいですね、デートに行きましょう」
勝次はデートのお誘いを受けてくれた。
私は心底嬉しかった。
デートは何処がいいのかしらね。
ご令嬢と御曹司だからね。
庶民的な所は避けた方がいいのかしらね。
高級店に行った方がいいのかしらね。
どっちにしようか迷うわね。
勝次にも聞いてみよう。
「勝次は庶民的と高級ならどっちがいいのかしらね?」
「俺はどっちでも構いませんよ」
「なるほどね」
勝次は庶民的でも高級でもどっちでもいいかぁ。
それだと困るのよね。
どうしよう……。
私が行きたい場所に行けばいいのよね。
ファーストフードに行きたいわね。
そうしましょう。
「勝次、ファーストフードに行きたいわね」
「わかりました、ファーストフードに行きましょう」
これでデートの行先は決まったわね。
庶民店というのを経験した方がいいわね。
最初のコメントを投稿しよう!