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「な。そろそろ離せ」
「イヤだ」
あれから15分。女装姿の後輩に抱きつかれている。
おまけに手足には手錠、服は剥ぎ取られ中途半端に引っ掛けてる状態。
(な、なんちゅうプレイだ! これは)
確かに言った。泣けって……でも少し長すぎんだろ!
しかももう泣いてないよなァッ!? なんか胸の辺りで頬擦りしてるし。
「先輩って、乳輪デカくないっスか?」
「……ッ!? うっせぇッ、見てんじゃねぇよぉぉ!」
変態か、コイツ。
いやまぁ変態でも良いけど。俺で満たすの止めてくれるっ!?
暴れようとするが、やっぱ重い。ガッツリ乗り上げてビクともしねぇよ。
「見えてんスよ……んっ、味も見とこうかな」
「……ひッ、ィっ!!」
湿って温かい舌がなんの躊躇もなく触れてきて、思わず情けない悲鳴を上げた。
「なんか女の子みたいな反応してません?」
「きっ、気色悪いことすんなッ!」
ニヤニヤとしてる顔がムカついて、手錠で繋がれた手でほっぺた摘んでやる。
「いてっ……なにすんですか」
「うるせぇ、いい加減離せ! そして退けっ、重い!」
ほんと重い。そろそろ乗りかかられている下半身、足が痺れて……んんっ!?
(こ、コイツ)
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