虹の石
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血の気を失った青白いイリスの唇が雲間の三日月のような形を作る。 胸元には鮮血のような真っ赤に染まる虹の石が生き物の鼓動のように怪しく明滅していた。 僅かに開いたイリスの口許から、祈りのような言葉が紡がれる。 「── ── ───」 エメラルドグリーンの瞳から光が消える。 ランタンの灯火が尽きるように。 アネモネの花びら落ちるように。 赤毛の髪がゆっくり、ゆっくりと。 儚く地面に落ちた。
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