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「あ~むかつく」
「サチもそう思う?そうよね、さっきのれい子の説明に出てきた女性の研究員達と同じね私達」
「そうよ。だけどれい子は美人だしクラスで2番だから男の人ができるよねそのうち」
「私だって同じ気持ちよ」
れい子は少しくぐもった口調でつぶやいた。
「ちょっとみのる、上手な告白をしてと言ったでしょ、何で私をお姫様だっこしてるの」
「とも子もよくやってくれてた。うれしかった。今度はおれがやってあげる」
「それでどこへ連れていく気なの。あんたの家?」
「君の家でもいい。ずっと一緒に暮らす。それから・・・」
「ええ~?」
「告白に上手もヘタもない。全て受け入れれば君は楽になる」
「助けて~」
―――終わり―――
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