最後にまとめ

3/3
前へ
/47ページ
次へ
 でも、今ひとつ清河八郎が評価されないのは、幕末を切り抜ける「ビジョン」がなかったところなんでしょうねぇ・・・・  横浜焼き討ちが成功した先、組織を何処へ進ませたかったのでしょう?  もし、横浜の一件が片付いたら、この組織を幕府から切り離した軍団にするんだ!と宣言していたら同じ日に八郎が暗殺されていても、悲劇のヒーローとして名を残したかもしれません。  でも八郎は「攘夷攘夷」と叫びはするけれども、トップに立って旗振りをしようとしなかった。    僕自身は「歴史のif」で遊ぶのが大好きです、だから、この清河八郎というキャラクターを物語の中で好きに操れるならば、幕末の世に薩摩でも長州でも土佐でもなく、ましてや幕府の組織でもない第三勢力「清河軍」として登場していたら・・・なんて考えちゃうんですよねぇ・・・  あっ!すみません!すこし脱線してしまいましたが、幕末ヒーロー列伝・清河八郎の巻はこれにてお開きとさせていただきます。  ではでは    
/47ページ

最初のコメントを投稿しよう!

33人が本棚に入れています
本棚に追加