輝かしい無関心
1/4
読書設定
目次
前へ
/
17ページ
次へ
輝かしい無関心
男が娘を見つけたのは、1年ほど前になる。 男はそれまで、この地下街に来ることはなかった。 大通りから階段を下ると、こちらには足を運ばず、そのまま駅の改札へと真っすぐ向かい地下鉄に乗る。 彼にとって地下街の華やかさは眩しく輝かしい世界で、そんな場にみすぼらしい自分の姿をさらけ出すなど、とてもできる芸当ではなかった。 彼はいつもその眩い光を憧れの眼差しで見ていた。
/
17ページ
最初のコメントを投稿しよう!
15人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
1,693(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!