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弐
僕が目を覚したら知らない天井があった。
体を動かそうとしても動かない。
「あーう、あうあ」
(おーい、誰か)
(あれ?今の僕の声?僕、赤ちゃんになってるの!?)
「起きたのね。私の可愛いウィルちゃん。」
そこには髪がシルバーで目の色が緑のSA○の結城明○奈がもうちょっと大人になったような綺麗な女性がウィル抱きかかえた。
【この女性の名はアナベラ・ド・ベルジック。テオの母親である。】
「本当にテオはアナに似てかわいいな。」
髪は紺色で目は青色の終○りのセ○フの一瀬グ○ン似の男がテオに優しく微笑みかけていた。
【この男性の名はゲイル・ド・ベルジック。テオの父である。】
(女の人も男の人もどっちも綺麗だなー。多分、この人たちが僕の親だよね?)
「お父様、お母様、僕にも見せてください!」
「ほら、この子があなたのお兄ちゃんよ。」
見た目、6歳ぐらいだろうか。6歳とは思えないほど顔の整った子供がいた。髪は、青で目の色が緑のう○プリ来○翔似の男の子がいた。
【この男の子の名は、マイルズ・ベルジック。テオの兄である。】
「わぁ、可愛い!俺はテオのお兄ちゃんだよ。ほんと可愛い!テオのことは俺が守るからね!!」
(なにここ!?美男美女しかいないの!?はっ!僕の顔不細工じゃない!?大丈夫?今すぐに確認したい!)
「ああい、いあえ」
(鏡、見せて)
「どうしたの、テオ?」
「ああい!」
(鏡!)
「お母様、テオがなんか言ってるよ。」
「どうしたの、テオちゃん?」
「ああい!」
(鏡!)
「う~ん、眠しのかしら。テオちゃん、ベットにおねんねしましょうねー。」
(ううう、伝わらなったよー( TДT))
テオはベットの気持ちよさ&アナベラの子守唄が心地良く過ぎてすぐに寝てしまった。
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