俺の闇を照らす君

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奏「落ち着いた?」 裕也「うん」 奏「話してもらえる?」 裕也「俺な、小学校の時 不幸な人だったんだ。 仲よかった奴は転校したり 事故にあって死んだりしてて 『あいつと仲良い奴は みんな死ぬんだ』って言われ 高校に入るまでずっと1人 だったんだ」 奏「そっか」 裕也「俺さあー、 それから人が怖くなったんだ。 でもお前が話しかけてくれて… 1人じゃないって思えたけど 喘息持ってるし、俺は人に 迷惑しかかけないゴミ人間なんだって 家族にも迷惑かけたくないから 家飛び出した」 奏「そっか…。 話してくれてありがと」 裕也「うん…。 あの、アイス食べたい」 奏「アイス無いよ。 コンビニ行こう」 ふらつくので 奏の肩を借りてコンビニに行った。 コンビニの横に 体の大きなヤクザが3人いた。 俺らはそれに気づかず コンビニに入っていった_。
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