俺の闇を照らす君

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俺は隣の使っていない部屋に 連れて行かれ、囲まれた。 俺「どした?」 「俺、奏と幼馴染なんだけど お前が奏取るから うざいなって」 俺「そんなん言われても」 俺がそう言った瞬間 腹パンチを食らった。 俺「う"うっ」 男子生徒は俺が跪くと 倒れないように捉えた。 そしてさっき腹パンチをしてきた奴が 「おい、奏と一緒にいませんって 言えよっ!それにお前さ、 喘息持ってんだろ? イキってたらどうなるか知ってる?」 と言いながら、俺の腹を 蹴ってきた。 ガララッ。 「何してんの!?」 入ってきたのは奏だった。 俺を捉えてた男子達は “やば”と言いながら もう1つの入り口から 逃げていった。 俺「うっうう"…ゴホッゴホッ」 奏「大丈夫か?」 駆け寄り背中をさすってくれた。 俺「気持ち悪い…。ゴホッ」 奏「トイレ行こう。一階のトイレは 使用人いないからそっちにな。 その後、保健室行こうな。 立てる?」 優しく接してくれた奏。 でも、本当に俺なんかが 仲良くして良かったのか…。
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