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奏「おはよう。
実はもう放課後だよ」
俺「あ…」
俺が起きようとすると
奏は“まだゆっくりしてて”
と、囁くように言った。
俺が申し訳なさそうに
奏を見ていると
優しく笑ってくれた。
先生「裕也くん!
親御さん迎えに来たよ」
俺はその言葉に反応して
上半身を起こし
ベットの上で座った。
パタパタと足音が聞こえる。
「裕也〜」
え、声が違う。
「ミナちゃん!なんで!?」
奏「裕也のお母さんじゃないね」
ミナ「裕也のいとこですー」
奏「裕也の友達です」
と、2人で会話している。
ミナ「今日裕也の家に泊まるから
あんたの家行ってたけど
学校から電話があって
私が駆けつけたわけ。
さあ、帰ろう。
あなた送るよ」
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