俺の闇を照らす君

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学校終わり新居にて 奏「家族に話したら 今日から一緒に住めって」 裕也「まずは片付けからね」 奏「え?」 裕也「かーたーづーけー」 奏「…はい」 裕也「ふぅー」 奏「やっと終わったな」 裕也「冷蔵庫、レンジ 付いててよかったなー。 洗濯機、掃除機買わないと」 奏「洗濯機はランドリーで。 掃除機は…ほうき?」 裕也「学校かよ」 奏「ふふっ。 もう寝るか」 裕也「そうだな」 奏「暑くて寝れねー! エアコン無いは不便!」 裕也「上半身裸になれば?」 奏「そっだな」 そう言って奏は 本当に上半身裸になった。 うつ伏せになった奏は 「もう寝る」 と言ったが。 「話し相手になれー!」 そう言って奏が被ってた 毛布を奪った。 奏の背中には アイロンの形の火傷があった。 奏はその火傷を隠すように 俺を見た。
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