20人が本棚に入れています
本棚に追加
夜中2時
「ハアッハァ…」
息苦しくて目が覚めた。
机の上に吸入器がある。
取りに行こうとするが
ふらついて尻餅をついた。
こんな酷くなったのは
久しぶりだな…。
奏は寝ている。
起こしたらまずい。
「うっゴホッゴホッ」
やばいな…。
「大丈夫か?」
「?」
奏が起きてしまった。
裕也「か、なで…」
奏「もう、声カスカスじゃん」
奏はそう言うと
吸入器を取りに行った。
そして俺のとこにきた。
奏「吸って」
いつのまにか、この優しい声に
俺は惚れてしまった。
それから奏は
俺が眠り着くまで
ずっと頭を撫でてくれた。
ちょっと照れくさいけど
嬉しかった_。
最初のコメントを投稿しよう!