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「裕也、帰ろっか」
そう母親に言われ、
俺は車に乗った。
俺の名は裕也。
喘息を持っているにも関わらず
熱を出しやすく、貧血持ち。
不幸な人間だ。
今日は病院の定期検診で
今から帰るとこなのだ。
学校
「裕也!おはよ」
俺には親友がいる。
名前は奏。
俺「はよ。元気だな」
奏「体調大丈夫か?」
俺「なんとかな」
バックを片付けながら
そう会話していた。
俺らは席が隣だ。
授業中先生の目を盗んで
話していることがある。
あまりバレない。
結構なお得意様だ。
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