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ーーそして時は流れハンター協会が設立してから、二五年の年月が過ぎーー。
新しくランディスのハンター協会会長に就任したのは、まだ十三歳になったばかりのランディスの第一王子【翔】。
第一王子とは言うが、翔は元々一人っ子だったので、本人の意思に関わらず、必然的にこの国の王位後継者だった。
英才教育の賜物か、或いは本人の天性の才能なのか、翔王子は十三歳で既に、国を管理出来るだけの知識と強さを兼ね備えていた。
この物語は
そんなとても優秀な第一王子翔が、
何故かランディスの政治と、ハンター協会をほぼ全て国王から任される羽目になってしまった、憂鬱な日常を描いた物語である。
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