出会いはまるで花瓶のように
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出会いはまるで花瓶のように
猫がいた。 なんでだろう、と思った。 大きなショーウィンドウの向こう、立派なアンティーク調のダイニングテーブルの上に、その猫はいたからだ。 明らかに売り物と思われるそのダイニングセットは、私みたいな高校生が、とてもじゃないが買えるような代物ではない。 なのに、フサフサの毛を生やした黒猫は、我が物顏でテーブルの上に居座って、呑気に欠伸をしているのだ。
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