1話 デんしヤ

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でももし、こいつが話してくれたのなら 助かった。ちょうど俺がおりたかった駅についていたのだ。危うく寝過ごすところだった。 俺はリュックを網棚から降ろして背負いドタバタと音を立てながら電車を降りた。 なんだか空気が軽くなったようだ。 猫に感謝だな。
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