輪違屋糸里(上・下)

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 局長・芹沢鴨暗殺を、新撰組の周りの女性達の目線で描いた小説です。  春羅は主人公の糸里より、吉栄という平山五郎の女に惹かれました。  その影響で、「沖田氏縁者異聞」の平山は少しいい奴です(笑)  今まで読んだ全小説の中で一番泣いたと思います。  未だ記録は破られず。  沖田さん目線の章もあるんですが、特に感動シーンでなくても、文章だけで泣けました。  浅田先生は一人称小説の名手だと思います。  以前放送されていたドラマ版は、30分でギブアップしました(毒)  春羅、基本的に実写化は苦手です。
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