3!とうとうVは道具を完成させた!

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「……何で空っぽなんですか?」 「え?」 Vが目を丸くしてノアを見る。 「箱の中に何かいれなくちゃいけなかったのかい?ノアへのぷれぜんとは、その箱とリボンと金紙だよ。」 ノアは大きく息を吸って姿勢を正した。 「数多くのツッコミは控えさせていただいて、一つだけ聞きます。四次元ポケットはわかりましたが、プレゼントを作る機械はどうなったんですか?」 停止するV。 シクシクと壁際でいじけてから再び看板を引っ張り出し、ドアに掛ける。 「そういうわけで、ノアも邪魔をしないように!」 深いため息をついて、ノアは部屋を出た。
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