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「……何で空っぽなんですか?」
「え?」
Vが目を丸くしてノアを見る。
「箱の中に何かいれなくちゃいけなかったのかい?ノアへのぷれぜんとは、その箱とリボンと金紙だよ。」
ノアは大きく息を吸って姿勢を正した。
「数多くのツッコミは控えさせていただいて、一つだけ聞きます。四次元ポケットはわかりましたが、プレゼントを作る機械はどうなったんですか?」
停止するV。
シクシクと壁際でいじけてから再び看板を引っ張り出し、ドアに掛ける。
「そういうわけで、ノアも邪魔をしないように!」
深いため息をついて、ノアは部屋を出た。
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