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貴子は高円寺の本家に顔を出した。
おじいさま「たかこ☆来たか?
元気にしておるか? 彼氏は出来たのか? 」
たかこ
「おじいさま、こんにちは。
お仕事が忙しくて…彼氏を作る暇もないの。」
おじいさま「では…ワシが彼氏を紹介してやろう。
あちこちで リゾートホテルの経営をしている男さ。
気さくな良い奴さ。
まあ、会うだけでも 会ってみなさい。 」
………………………………
都内の一流ホテルで 貴子は お見合いである。
西園寺 巧(さいおんじ たくみ)
「貴子さん、初めまして。
お聞きしていたとおりの美人の お嬢さま ですね ………。 」
………………………………
お見合いが終わって 貴子は 先日 一緒にドライブをした 桐生 隆史に電話をした。
貴子「 桐生さん、今日 会えないかしら……? 」
隆史「貴子さん、分かりました。
喜んで時間を作りますよ。 」
………………………………
貴子は その夜 隆史と海の見える駐車場の車の中にいた。
隆史「貴子さん、今日は どうしたんですか?
何か迷っている感じですね〜。」
貴子「桐生さん、お見合いって…なんか自然じゃないですよね〜?」
隆史「そうですね、でも お見合いって不自然で意外な所が…良いじゃないですか。
僕も 何度か やりましたよ、親の顔を立てて……。」
貴子「桐生さん、わたし…お見合いするなら
お相手は…桐生さんのような男性が良いわ。
なんだか安らぐのよね〜。 」
隆史「え〜、貴子さんと私ですか〜?
う〜ん、家柄が違い過ぎますね〜。 」
その時、貴子は 大胆な行動に出た。
貴子「わたしは…桐生さんが良いの。 」
貴子は隆史の脚を 跨いで 隆史を見下ろした。
貴子「好き♡」
貴子は隆史に抱きつき 隆史の唇を奪っている。
隆史「貴子さん、 私も…好きですよ。」
今度は貴子を助手席に戻し、隆史の方から貴子の顔を両手で挟み キスをする。
貴子は隆史に 好きな想いを表現したくて…
隆史の背中に廻した手を 忙しく動かして…その感覚を追っている。
二人は…狭いシートで 最大限の愛情を表現したかった。
隆史は貴子の服の上から…貴子を愛しんだ。
「あっ……隆史さん…… ☆ 」
貴子は悦に入っていた。
隆史は自宅に車を急がせた。
隆史は貴子をベッドルームへ運んだ。
貴子は隆史のなすがままに させている。
貴子は隆史と結ばれる事を願った。
隆史のアプローチはスローだった。
貴子は時々 待っていられずに 先を急ぐ。
二人の追いかけっこは 朝まで続いた。
隆史は貴子の長い脚を愛する事に夢中になった。
一旦脱がせたスカートを また履かせて…貴子の綺麗な脚を楽しんだ。
………………………………
貴子さんは桐生 隆史が好きなんですね〜☆
さて、この愛は 無事 実を結ぶことが 出来るでしょうか?
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