第3話 隆史は 貴子の 秘書を

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第3話 隆史は 貴子の 秘書を

【四谷建設 を 指南する♡ (゜o゜)\(-_-)】 早朝、貴子は高円寺の屋敷内の 剣道場で 桐生 隆史と稽古をしている。 今日は、悪名高い『四谷建設(前身はバカタレ建設)』を経営指導に行く為に、特別に 貴子は気合いが入っている。 貴子が桐生 隆史を 四谷グループ創始者:高円寺 公麻呂(きみまろ = おじいさま)に彼氏として紹介すると、 「それでは、貴子のパートナーとしての スキルを身につける為 貴子の秘書をやってみなさい。」 と言われて、四谷エレクトロニクス産業 社長業と両立している。 隆史は、今日は四谷建設に貴子の同行をしている。 ……………………………… ガラの悪い四谷建設の重役会議の場では 皆 悪態を吐いている。 常務 「だいたい、私は四谷グループと一緒には なりたくなかったんだ。 こんな娘に指導されるなんて……。」 経理課長 「ここに経理帳簿があります。 我が社は毎月 四谷グループに2000万円ずつ振り込んでいます。 こんな事を続けていては ウチの会社は 保ちません。」 常務 「そうなんだ! 上納金か? まるで ヤクザだな!」 ザワザワ…… 貴子 「良いですか? 四谷グループに四谷建設から 毎月2000万円 振り込まれている事実は ありません! それよりも、この四谷建設では、会社の経費を横領、着服している疑いがあります! では秘書の桐生から説明があります。」 桐生秘書 「まず、経理課長は常務と組んで 統合以降 今までに 5000万円を横領、山分けして遊びまくっています! 営業部長は副社長と口裏を合わせて 5000万円を自分達の口座に振り込んでいます! 秘書課長は社長と結託して、秘書の女性を食い物にし、1億円を個人口座に移しています! それらの金を誤魔化す為に四谷グループに 毎月送金しているように偽装しています。 コレは 盗聴した音声です。」 《 経理課長 「常務…良いんですよ!偽装は なんとでもなります! 四谷グループを悪者に仕立てて…せいぜい贅沢しようじゃありませんか!」 営業部長 「副社長! 大丈夫ですよ! 四谷グループなんて チョロいもんですよ! せいぜい会社の金で遊びまくりましょうよ!」 秘書課長 「社長! おかげさまで私達の思い通りです! 金も…新人の秘書も…ヘッヘッヘ!」》 桐生秘書 「以上が四谷建設の監査に影響する 音声です! 」 …………… この時…貴子は怒った‼︎ 貴子 「おう!おう! どいつもコイツも 会社の金で私腹を肥やしやがって!許せん‼︎ 罰として…向こう3ヶ月間 一社員として 建設現場で 働いてもらう! イヤなら起訴して損害賠償を請求する! 横領した金は 全額返済してもらうからね! 」 ……………………… 経理課長 「ひゃ〜!私は高い所が苦手なんだ!目が廻る〜☆」 現場監督 「おまえたち!ちゃんと仕事しろよ! こら!サボるな〜☆」 営業部長 「勘弁してください。 私は体力が無いので… いや!遊んだのは悪かったです☆ 」 秘書課長 「私は女の敵です。どうも スミマセン! 反省してます〜☆」 ……………………………… 貴子と秘書の桐生隆史は 今日の仕事を終えて 二人の時間を過ごしている。 貴子 「タカシ☆愛しているわ☆」 貴子はマンションの広いバスタブの湯に浸かりながら隆史と じゃれ合う☆ 隆史 「貴子さん☆」 隆史は湯の中で、貴子の背中に身体を寄せる☆ 振り向いた貴子の唇を吸う☆ 隆史は貴子をバスタブの縁に座らせると…大好きな貴子の美脚を愛した☆ そして…二人は ベッドへ☆ ……………………………… 貴子も隆史も 今日は ご苦労様☆ ゆっくり愛して☆ ゆっくり休んでね☆
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