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最終話 ワイルドスピード
貴子はハーバード大学院 経済学 博士課程修了者としてのスキルを活かし、
毎日のように【四谷グループ】の傘下の企業に出向いて経営指導をしている。
貴子
「わたくし、四谷グループ創始者 高円寺 栄(さかえ)から委任されて、
御社の経営コンサルタントを させていただいている 高円寺 貴子と申します。
では、さっそく御社の経営指導を行ないます。まず…… 」
………………………………
秘書役の桐生 隆史
「貴子さん、毎日 お疲れ様、
たまには 気分転換しないとね☆
明日 富士スピードウェイ で 仲間と 走るんだけど…
貴子さんも一緒に行かない?」
貴子「あっ、良いわね〜 行くわ☆
たまには スカッとしないとね♪」
………………………………
【富士スピードウェイ】
隆史「貴子さん、良いですか! ムチャをしちゃダメですよ! マシンはパワーが ありますから アクセルは控えめに踏んでくださいね!」
貴子は『分かってるわ!』と言わんばかりに ピースサインをした☆
貴子が アクセルを踏んだ途端に マシンはスピンした!
隆史「貴子さ〜ん! 」
貴子は ニコッと笑うと すぐにカッ飛んで行った!
貴子は 子供が新しいオモチャを得たように 歓喜している!
貴子「イエ〜イ‼︎ 」
隆史「あ〜あ、貴子さんは不死身だけど…マシンが 保つかなあ…?」
貴子は直線コースで200km/hを記録した!
案の定、カーブを曲がり切れずに、コースアウトしたが、芝生を蹴散らしながら また コースインして来た!
《もう 誰にも止められない !》と隆史は思った!
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サーキットでの走行を終えて、まだ 貴子の気持ちは 高ぶったままだ☆
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貴子「タカシ〜! 今夜は寝かさないわよ〜!」
貴子は 隆史の服を剥ぎ取る…剥ぎ取る!
隆史は《サーキット走行は貴子さんには 水を得た魚のようだな。
これは、後が大変だぞ……まあ、良いか☆ 》と観念した☆
……………… おしまい …………………
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