目を覚ましたら

1/11
28人が本棚に入れています
本棚に追加
/100ページ

目を覚ましたら

『さーーーーーせんしたーーー』 昨夜、いつもと変わらない日常を終え 就寝したハズなのだが 目を覚ましたら 真っ白な世界で、超絶美形男子?と激カワショタが土下座しております とりあえず… 「超絶美形男子×激カワショタ…OK?」 と、訳分からない事(願望)を口にしてみる すると、超絶美形男子が 『…………逆で…………』 「まじか!!!」 『嘘です』 何とも言えない空気が… 激カワショタが、不思議そうに私と超絶美形男子を交互に見て、首をコテンと…… 何コレ! 何この破壊力!!! ちょ……カメラどこだ? 私のスマホ!? 『あの…話をしてもいいですか?』 悶絶している私を、営業スマイル貼りつつも隠しきれない冷めた目で見つめられたら、首を縦に振るしかないじゃんか 気を取り直して、今の状況の説明を受けることにした。 『…と言う訳なんです』 「なるほど…ってなるかーーーい!!何も説明してないよね?ここドコよ?私どうなった?死んだ?ってか超絶美形男子は何者?あっ…激カワショタは天使でしょ。そこは説明いいよ。だって…天使以外の何者でもないでしょ?ちょっと飴あげるから、その頭をひと撫で……」 『落ち着け、変態腐女子』 超絶美形男子が、私から激カワショタをさり気なく遠ざける…酷くね? 冷静に見えて、動揺はしてるのよ ちょっと癒されたかっただけなのに… 「うん……落ち着きました。説明プリーズ」 改めて超絶美形男子を見上げると… あっ…ヤバイ、めっちゃイケメン ってかイケボだし まって、こんなイケメンに見つめられたら……激カワショタとの妄想が止まらないじゃないか 『……説明聞く気ありますか?』 「さーーーーーせんしたーーー」 超絶美形男子は、心底呆れた顔をして 説明を初めてくれました
/100ページ

最初のコメントを投稿しよう!