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目を覚ましたら
『さーーーーーせんしたーーー』
昨夜、いつもと変わらない日常を終え
就寝したハズなのだが
目を覚ましたら
真っ白な世界で、超絶美形男子?と激カワショタが土下座しております
とりあえず…
「超絶美形男子×激カワショタ…OK?」
と、訳分からない事(願望)を口にしてみる
すると、超絶美形男子が
『…………逆で…………』
「まじか!!!」
『嘘です』
何とも言えない空気が…
激カワショタが、不思議そうに私と超絶美形男子を交互に見て、首をコテンと……
何コレ!
何この破壊力!!!
ちょ……カメラどこだ?
私のスマホ!?
『あの…話をしてもいいですか?』
悶絶している私を、営業スマイル貼りつつも隠しきれない冷めた目で見つめられたら、首を縦に振るしかないじゃんか
気を取り直して、今の状況の説明を受けることにした。
『…と言う訳なんです』
「なるほど…ってなるかーーーい!!何も説明してないよね?ここドコよ?私どうなった?死んだ?ってか超絶美形男子は何者?あっ…激カワショタは天使でしょ。そこは説明いいよ。だって…天使以外の何者でもないでしょ?ちょっと飴あげるから、その頭をひと撫で……」
『落ち着け、変態腐女子』
超絶美形男子が、私から激カワショタをさり気なく遠ざける…酷くね?
冷静に見えて、動揺はしてるのよ
ちょっと癒されたかっただけなのに…
「うん……落ち着きました。説明プリーズ」
改めて超絶美形男子を見上げると…
あっ…ヤバイ、めっちゃイケメン
ってかイケボだし
まって、こんなイケメンに見つめられたら……激カワショタとの妄想が止まらないじゃないか
『……説明聞く気ありますか?』
「さーーーーーせんしたーーー」
超絶美形男子は、心底呆れた顔をして
説明を初めてくれました
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