目を覚ましたら

10/11
前へ
/100ページ
次へ
『では…さっさと行ってください。』 リッチャンがそう言うと… なんということでしょう! 私の後ろに、赤い鳥居が現れました!! 「リッチャン…すげぇ~」 リッチャンは…神だった!! 『そう言ってるでしょ…最初から…』 「でしたね~www」 《…ふふふ…》 ルーク君が笑ってくれた よし!天使の微笑みイタダキマシタ!! 「じゃあ!イケメンパラダイスへ行ってきます」 《お元気で!!》 『自分の刀達に、愛想尽かされないよう頑張ってください』 「おいwww不安になるような事言わないでよ!!」 そう…笑顔でお別れ!! いざ、イケメンパラダイスへ…… 私は鳥居に向かって歩き出し、鳥居を潜った…その時… 『そうそう…貴方の右ポケットに、最後のサプライズがありますので確認してください』 なに!!! 振り向いた時には、リッチャンと手を振るルーク君の姿が薄くなって見えなくなった 右ポケットに手を突っ込むと…… 手紙?? 何よ~リッチャンったら…ラブレターなんて… そう思って開いてみると…… 『貴方の事だから、ラブレターか何かと勘違いしてますね…マジでねぇから、勘違い甚だしい……』 おぉふ…冒頭から辛辣ですね、リッチャンwww 『さて、最後のサプライズです。目をかっぴらいて読んでください!そして覚えなさい!!この手紙は読み終えたら自動的に消えます』 良かった~…爆発するじゃなくてwww えっ、この手紙消えちゃうの? じゃあ読まない!! 『読まない選択をしても、手紙を一度開いたら、15分後には自動的に消えます』 リッチャン抜かりねぇ~www 分かりましたよ!読みますよ、そして記憶しますよ!!! 『貴方のいく世界では、刀の付喪神と伴に生きます。「神」と言うのは終わりがないのです…つまり「死」がありません』 そうね……確かに ゲームでも「刀壊」や「破壊」を「死」と捉えてるけど「寿命」はない 『そこで、ルークと話て貴方にも条件付で「死」のないようにしています』 えつ?? なにそれ!!不死身ってこと? 腐女子で不死身……ちょ…面白いwww 『くだらない事考えないでください…滅しますよ……』 後ろを振り返る!! リッチャンどっかいるでしょ? 思考が読まれすぎて怖いwww 『まったく…その「条件」は、貴方が本当に愛し合った人と結ばれ、子を産むまでの間は、貴方の時を止めておくというものです』 ??? 『おつむが足りない貴方は理解出来てないでしょうね…きっと……』 おいwww そうだけどwww もう少しオブラートに優しく包んで下さい! 『貴方の事だから、旦那様とご両親の状況が分かるまで、次に進むことはしないでしょ?…それを懸念してルークが提案してきました』 ちょっと……… 不意打ちすぐる…もぅリッチャンのくせに~~~ ルーク君~ウチの子にしたい!!! 『ルークはやりませんよ…』 だから……怖いよ、リッチャンwww 『時間はいっぱいありますから…くれぐれもレ〇プはダメですよ!』 しないから! 本当、失礼しちゃう… 私を何だと思ってんだよwww 『変態腐女子ですからね…』 変態に関しては頷かないケド… 腐女子は認めますwww 『では、ラッキーボーナスステージで楽しんで下さい』
/100ページ

最初のコメントを投稿しよう!

28人が本棚に入れています
本棚に追加