目を覚ましたら

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最後まで…手紙ですら思考を読まれるなんて…私の思考って単純なのか?? アラフォー手前で、それなりに人生経験あるつもりなんですけど… あれ?経験値が浅いのかなwww 手紙開いて、どれくらい経ったかな? もう消えちゃうのか?と思って手紙見ると 手紙の最後に…ほんと紙の下に、小っさい文字発見!! 食い入るように見ると、さっきとは違う文字…多分、ルーク君かな? 文字もカワイイ~… 『あげませんよ』 えっ?? バッと後ろを振り返る ヤバイ…幻聴?ルーク君をカワイイと思うだけでリッチャンの声が聞こえた気がした… 気がしたんだよね…いないよね?リッチャン…もぅ、ある意味存在感半端ないwww 絶対、ウチの子達に話すwww 紙の下の方には…こう書かれていた 《リン様は、貴方の事を大変気に入ってますよ!もちろん僕もです!!いつになるか分かりませんが必ず逢いに行きます。待ってて下さい!!》 なに!!!! それめっちゃ嬉しい!! ルーク君にまた逢える!リッチャンは……うん…嬉しいよ…いや、ほんとにwww まさか最後にこんなサプライズが…… ビックリだ… こんなに、至れり尽くせりでいいのかな? 生前…そんなに良いことしてたか? あれ?騙されてね?? もしやドッキリかwww ま、いっか…なるようになるか!! そう思っていたら、手紙が光りながら中に浮き上がっていく…… 頭上まで上がると、ピカッと光って…… 桜の花びらがヒラヒラと舞った 「……ッ…プッ……アハハ!!」 あのリッチャンが、この仕掛けをしたと考えたら可笑しくなった きっとルーク君に言われて渋々したんだろうな~ 可笑しいのに、目から汁も出て来て… 2人の優しさが嬉しくて… 『……主!!』 ん?? 声がする方を見ると、そこには、さっきまで立っていた鳥居がなく大きな桜の木の下に私は立っていた
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