京 土方歳三

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京 土方歳三

草履の下に感じる砂利の感触 身体にまとわりつくむさ苦しい熱気 周りの女たちからささる視線 男や母親らしき者たちから向けられる刺々しい視線 …まだまだこの雰囲気には慣れねぇな 江戸から来た俺達は、全然京の奴らに信用されてない まあ、京に来てから何もして無いし、刀の事しか頭にないやつとか、戦いにしか目がない奴らばっかだしな でも、これからどんどん活躍していって、京に名前を轟かせて、近藤さんを偉人にするんだ。 …そのためには、 俺が 鬼にならなきゃな
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