98人が本棚に入れています
本棚に追加
俺も足りない、もっと欲しい。
朱雨も同じ気持ちだった。
身体はあちこち痛いけど、俺、初めてなのに、こんな……。
きっと自分からは恥ずかしくて言えないから、優飛が求めてくれるのが嬉しくてたまらない。
何度でも欲しい。
本当に、こんな幸福感初めてかも。
俺、こんなに幸せでいいのかな。一生分のツキを使い果たしてるのかな。
でも、それでもいいや。
「ねえ、全部、俺の中に出してよ。優飛のは全部、俺のものにしたい」
「朱雨……」
動きを止め、絶句するような表情の後、優飛が「おまえな……」と小さく呟いた。
「んっ、あっ!……」
再び優飛に貫かれ、揺さぶられたまま、朱雨は歓喜と期待に喘いだ。
最初のコメントを投稿しよう!