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着替え終わった後、帝がテントを離れた
確か次は帝が出る種目の…
借り物競走だったか……
パアン
音が鳴って直ぐに帝が走り出した
全員殆ど同着で借りる物が書かれた紙を見る
すると全員の動きが一瞬にして止まった…
ん?どうしたんだ?
すると、その中に居た1人が勢いよく観客席へ走って行き…
スポン
そこに居た先生のカツラを取った
そのカツラを取られた先生は必死で眩しい頭を隠そうとしている
『は…はい! 1位の方のお題は…カツラですね!!と言う訳で1位、C組の○○くんゴールです!!』
……お題鬼か!?誰も得しないw
と言うかあの先生、ハg…スキンヘッドだったのか……
と言うか他のお題もあんな感じなのか!?
耳をすませると
「誰か〜テストが500点満点中、30点以下だった人〜(泣)」
「えっ!?"嫌いな生徒"って……どうしよう…」
「僕のお題は……"ハジメテの相手"!?」
……参加しなくて良かった〜
絶対選ぶ側か選ばれる側、又は両方の心に傷がつくなw
帝は大丈夫かな……
すると帝がこちらにズカズカと不機嫌そうに歩いて来た
……!?怖いんデスケド!?
ガシッ
腕を掴まれて、そのままゴールまで連れて行かれる
……何事!?もしも"嫌いな人"ってお題とか"殺したい人"ってお題だったら泣くよ!?
心がポッキリ折れちゃうよ!?
『帝一樹くんゴールです!!お題は……
ひゃえっ!?つ…付き合って欲しい人……ですね……』
!?
はっ!?付き合って欲しい人!?帝が俺に!?teiが俺に!?
きっと何かの間違えだな…だって友達だし…きっと別の意味が……
「うん良いよ」
「「「「えっ!?」」」」
帝や叶羽を含めグラウンドに居た全員が驚きの声をあげた
「えっ…一星様と不良が!?」
「一星様と付き合うなんて…羨ましい…」
「で、どこに行くのに付き合えば良いんだ?」
「「「「…はっ?」」」」
きっとコレは"出掛けないか?"と言う誘いだなウンw
いやはや、勘違いをしそうになったよ〜
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