体育祭

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『次は昼食です』 そう放送が流れると俺達生徒会を含めた生徒全員がそれぞれ仲のいい者同士でグループを作り始めた 俺は……ボッチ飯ですねハイ 有難い事に生徒会テントにはイス、机、給水器が有るのでこのまま生徒会テントでご飯を食べる事にした 「ハア…(今年も1人か〜)」 (一星様がため息をつかれた!?疲れていらっしゃるのかな?) (毎年、近くで食べたいけど畏れ多くて近づけないんだよな〜) 「おう、一星!弁当美味しそうだな……何か交換しようぜ」 「ハッ ずるいです!一星、私とも交換して下さい!」 1人でぼっち飯を楽しんで居た僕に生徒会の2人は話し掛けてくれた…… 俺は良い仲間を持ったなぁ… そうして俺達は一緒に食事を食べ始めた 「で、どれと交換する?」 「じゃあ俺のグリンピース1個とハンバーグ交換でw」 「帝、一星が優しいからと言ってふざけないで下さい」 「そうだそうだ〜w水かけちゃうぞ〜」 そう言って冗談コップを掴んで水を掛けるフリをしようとした…… しかし水が入っていないと思って居たコップには水が入って居て思いっ切り帝の頭に掛かった バシャッ 「あっ…えっと…頭大丈夫?」 「それは…心配してるのか、俺の頭脳を言ってるのか…どっちだ?(暗黒微笑)」 「勿論、心配していますとも!!だから殴らないでw」 「……知ってたw」 「私だったら頭脳の事で言いますけどね」 「……バルス!!」 「反射!!」 パシッ バシッ ゴキッ そう言って叶羽の目に保冷剤を投げた帝は叶羽に保冷剤をキャッチされた上に投げつけられた ん?ゴキッって… 何か折れてない!?大丈夫なの!?
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