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住む家(幽霊付き)を手に入れた瞬少年
うきうき気分で部屋の準備をしている
瞬(うーん ここにこれを置いて・・・これはここに貼って・・)
マチ「あのう 瞬君?」
瞬「あ、はーいなんですか?」
マチ「瞬君はお人形が好きなんですか」
瞬「え?ええまあ・・・よくできてるでしょ?」
マチ「ええ、とってもよく・・・」
ちなみに 二人の話しでている お人形とは 瞬のコレクションである フィギュアの事である
マチ「でも 同じようなのが何個も・・・箱に入っていたりいなかったり・・」
瞬「ああ・・・外にだしてると どんなに手入れしても 汚れたりしてしまいますから箱に入れて保存してあるんです」
マチ「そうなんですか・・・でも・・・」
瞬「どうかしましたか?」
マチ「お人形さんはどんなに汚れても一緒に遊んで貰うほうがうれしいんじゃ・・・?」
瞬「・・・・ぬいぐるみとかならそうかもしれませんね。でも ここにあるお人形は見てもらうために生まれた人形なんです。だから綺麗なままで見れようにするのがたぶん人形とって幸せなんだと思いますよ?」
マチ「なるほど~そうなんですか」
マチ「じゃあ 瞬君はすごく大事なんですね そのお人形さん達」
瞬「ええ!!大事な宝物です!」
瞬(というか 俺の嫁達です!!)
心の中の言葉をさすがに女性の前で言えない 瞬少年であった
瞬「あ、俺ちょっとトイレに・・」
マチ「いってらっしゃい」
瞬「あ、はい」
ドアを開けて外にでる トイレのある 右の方向に歩いた瞬間
ガスッ
瞬「ぐあっ!」
何か見えない壁にぶつかった
瞬(な、なんだ?)
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