不思議系女子と再会

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不思議系女子と再会

二日酔いで余りのダルさに電車で来ればと思っていた。 しかし前日のランチがあったので、車での行動を余儀なくされていた。 しかも2日連続で会うことになるとは、コンディションが良ければ ヒャッハー!となっていただろう。 ランチに行かなかったので移動しても待ち合わせの時間までいくらかある。 トイレを借りるついでに滅多にやらないパチンコをした。もちろん北斗の拳だ。 あ、アミバだ!当たり確定なのは知っていた。 だが体調不良で特に嬉しさもない。 もともとやらないから多少の勝ちのみで退店した。 まだ時間が少しあるな。マッサージでも行くかと、検索すると待ち合わせ場所のショッピングモール内にマッサージ屋があったので入店した。 60分コースにすると待ち合わせの時間よりまだ少し早い。90分にすると待ち合わせの時間に遅刻する。 アブク銭もあるし迷わず、90分をチョイスしてマユちゃんに少し遅れる旨のメールを送信した。 マッサージが終ると約束の時間を10分ほど過ぎている。 昨日と同じ場所で待ってるからとメールが来ていた。 あわてて、待ち合わせの場所に行き 「待たせてゴメンね」と言うと 「やぁ!」 む、やはりこの挨拶はイマイチ慣れない。 だが二日酔いのオイラも負けていられない。 「君に会えない一秒がまるで永遠のようだった…」 「昨日あったばっかじゃん!ポチって面白いね」 ぉい!また呼び捨て!しかも略すなっての! 軽いジャブを喰らった感じだった。
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