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わたしの名前は、山上佳代。
S女子高校の二年生だ。
部活はバスケ部。
結構真面目に活動している部活かなぁ？
週末は必ず部活があるし、練習試合も多いし。
「かよちゃん、おはよう♪」
『おはよう、なっちゃん♪』
下駄箱で、同じクラスのなっちゃんに声を掛けられた。
「今日は朝練ないんだ？」
『うん。昨日練習試合だったからね。』
「ふーん、そっか。頑張るね、バスケ部は…。」
『まあね。なっちゃんは、華澄ちゃんと一緒？』
「朝は基本的に別々なんだ。わたしも朝は幼なじみとだから。帰りは毎日一緒だけどね♪」
『それはそれは…。』
上履きに履き替えると、なっちゃんは幼なじみの子と、先に階段を登って行った。
わたしのクラスは２年４組。
ダンス部の子が多く、割と綺麗な子が多い。
去年同じクラスだった子も多くて、エリゴンやアサちゃんも同じクラスだ。
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