夫は今まで普通だったのに持て余すお金を持ったら人が変わった

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1.大金を持つと人は変わる 私は現在、結婚していて夫と二人暮らしをしています。 私の名前は早川美千代【ハヤカワミチヨ】。 年齢30歳で専業主婦でございます。 夫の名前は早川昌【ハヤカワアキラ】。 年齢25歳でサラリーマンでございます。 暮らしている住居は賃貸でマンションです。 二人で暮らすには十分な広さです。 現在、夫はお仕事に行っています。 私は時計を見るとそろそろ夫が帰宅する時間。 すると扉が開く音がしたので私は玄関に行くことにした。 「おかえりなさい、晶」 「ただいま、美千代」 夫は玄関で靴を脱ぐとリビングに向かいます。 リビングに着くと夫はテーブルとイスがございましてイスに座ると 休んでいます。 すると私もイスに座ると夫に声をかけます。 「お仕事はどうだったの?」 「いやぁ~、後輩のせいでこっちは大変だったよ」 「そうなのね」 「ああっ、美千代の方は何か変わった事はあるか?」 「特にありません」 「そっか、何もないか」 「はい」 夫がお仕事をしている間は特に何もなかった。 本当にいつも通りだった。 「美千代、これ」 夫が私に何かを差し出してきた。 「これ何?」 「宝くじだよ」 「宝くじを買ったの?」 「そうだ、買った」 「抽選日いつなのよ?」 「明日だよ」 「宝くじなんて買いに行く暇なんてあるの?」 「お昼休みに買いに行った」 「なるほどね」 夫はお仕事をしていますがお昼休み中に宝くじを買いに行ったそうです。 宝くじなんて買ってどうするのだろうと私は感じます。 もし、高額な金額が当たったら夫は何に使うのだろう。 私はそっちのが気になってしょうがない。 今からそんな事を考えても仕方ないよね。 「確か、明日はお仕事お休みよね?」 「そうだな、休みだな」 「じゃあ、一緒に宝くじの抽選が見れるね」 「いや、一人で抽選見るからいい」 「はい」 夫は一人で抽選を見るのね。 一緒に見れるかと思ったけど、少し残念ね。 「じゃあ、晶、私は先に寝るね、お休みなさい」 「ああっ、お休み」 私は先に寝室に行くとベッドの上に横になると毛布をかけて目を閉じて眠ることにした。 しばらくしてお時間が経つと違和感を感じて私は目を覚める。 「あ、晶、何をしているの?」 「見てわかるだろ、セックスだよ、セックス」 「やめてよ、今寝てるのに、やめて」 「やめるかよ」 晶はペニスで秘部の奥を突いてくる。 「奥を突かないで、当たってるの、やめて」 「やめるかよ」 ペニスで秘部の奥を突き上げてくる。 「いやぁ、そんなに突かないで」 私の秘部はもうびしょ濡れで秘部からは淫靡な音がしている。 それに甘い蜜も溢れて流れ落ちている。 「もうやめて、お願い」 「こんなに感じているのにやめていいのか?」 「そ、それは……ペニスでもっと虐めて下さい」 「それでいい」 私は夫の晶には逆らえない。 夫にはちゃんとストレス発散をして欲しいから。 晶は腰を激しく動かしている。 腰を動かすと秘部からは甘い蜜が溢れて淫靡な音がする。 すると私は 「あぁんっ、あんっ、あっ、あんっ、あぁんっ、あっ」 と喘いでいる。 「そんなに気持ちいいのか、もっと突いてやるぞ」 「気持ちいいの、ペニスいいよ、もっとしてぇ」 夫はペニスで秘部の奥をどんどん突いてくる。 その度に秘部からは淫靡な音がしていて甘い蜜も溢れている。 「そろそろ出るぞ」 「白い液を中に頂戴」 その時だった。 ――ドピュッ、ビュルルルルッ、ビュルルルル……ッ。 ペニスが跳ねて白い液が秘部の中に出された。 「熱いのが中に……」 夫はペニスを秘部から抜いた。 すると秘部からは白い液が溢れ出てくる。 「美千代、気持ち良かったぞ」 「はい」 夫が満足してくれて良かった。 私はそれだけで嬉しかった。 翌朝になると私は目を覚めして横を見ると夫は居なかった。 私はベッドから起き上がるとリビングに行った。 するとそこには晶が居た。 「晶、おはよう」 「美千代、おはよう」 「何をしているの?」 「宝くじの抽選を見ているんだ」 今日は確か宝くじの抽選日よね。 夫は今抽選を見ているようだった。 「それでどうなったの? 当たったの?」 「いや、外れた」 「そうなんだ、残念ね」 「そうだな、残念だ」 実は私は本当の事を知らなかった。 本当の事を知るのはまだ先の事だった。 「美千代、出かけてくるな」 「はい、気をつけてね」 晶は頷く。 夫は玄関まで行くと靴を履いて扉を開けて外出をした。 私はのんびりと過ごそうとしている。 「今日はゆっくりとできるなぁ」 私はもうひと眠りするために寝室に向かった。 寝室に着くとベッドの上に横になると毛布をかけて目を閉じて寝ることにした。 しばらくして私は目が覚めて起きることにした。 ベッドから起き上がってリビングに行くと人の声がする。 「晶?」 「どうしたんだ、美千代」 「その人達は誰?」 「俺の同僚だ」 「そうなんだ」 夫が外出した理由は同僚の人を迎えに行っていたのね。 それならしょうがないね。 「晶、私は寝室に戻ってるね」 「待てよ、美千代」 夫がイスから立ち上がると私をテーブルの上に寝かせた。 「な、何するの? 晶、やめてよ」 「やめないよ、うはははっ、お前を犯し尽くしてやる」 「やだ、やだ、やめて」 私は抵抗しているが男性の力には敵わない。 すると夫と夫の同僚が私の手足をテーブルの脚に固定し、拘束をした。 今の私の格好はテーブルの上に大の字になっている。 この状態は非常にまずかった。 この後は何をされるだろうと私は何も知らなかった。 「美千代、聞いてくれよ、宝くじでな、一等が当たったんだよ、すごいだろ」 「でも、さっき聞いた時は外れたって……」 「そんなの嘘に決まってるだろ」 「そ、そうなのね」 私は夫に嘘をつかれた。 嘘だけならともかくとして夫が変わってしまった。 以前まではこんな事はしてこなかった。 もしかして大金が手に入るから変わってしまったのか。 夫がここまで変わるなんて信じられない。 「晶、元の晶にもどってよ、お願い」 「元の晶? 何だ、それは、知らねぇな」 夫は以前の夫ではない。 もう変わってしまった。 人間は持て余すお金を持つと変わってしまうのね。 私にはどうする事もできなかった。 「私をこれからどうするの?」 「さっきも言っただろ、犯し尽くしてやるよ」 「いやぁぁぁ、やめてぇぇぇ」 「五月蠅いな」 夫は自室に戻ると引き出しからガムテープを手に持っていた。 するとガムテープを私のお口に張った。 当然、私はしゃべれなくなる。 「じゃあ、晶、俺は帰るな、またな」 「ああ、またな」 夫の同僚は帰ってしまった。 「楽しもうな、美千代」 私は目に涙を浮かべて泣いていた。 泣いてもこの状況は変わらないだろう。 私はこの状況を受け入れるしかない。 きっと私は夫の言いなりになるしかなかった。
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