プロローグ

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プロローグ

「さぁ、さっさと出ろ」 痛い 痛い 痛い 痛い 全身の焼けるような痛みに襲われる 目から滴り落ちてる血 男に無理やり引っ張られる綺麗な白髪 汚れたドレスから覗く、鞭の痕をつけられた背中 周りの無数の瞳は、 まだまだ小さく薄汚れた身体を恍惚とした目線で見つめている 闇に潜む瞳の正体は、豪華なドレスやタキシードを着たセレブ達 「はぁ.......あれが、噂のbloody Princessよ」 「ッあぁ、なんと美しい!加虐心が擽られるぞッ」 6畳ぐらいの大きめの檻に閉じ込められていた 少女は、 屈強な男に無理やり外に連れ出され放り出される 少女が可憐とした顔を上げると 天井からクラシックのBGMが流れ出し、 ナレーションが地下に響き出す 「長らくお待たせ致しました。 シークレットステージ! 今回のメインは、我が店1の殺し手.... bloody Princessこと、アリスです!!!」 セレブ達にとって、快楽の時間 アリスにとって、苦痛の時間が始まった
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