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コトン!
エドワーズが、仕事に没頭して2時間後。
パソコンに項垂れていると目の前にコーヒーが置かれた。
エドワーズの鼻に香ばしい香りが漂う。
彼はそっと微笑み、顔を上げた
「Good morning。リリー」
リリーは、疲れ果てたエドワーズをみて苦笑する
「Good morning。大丈夫なの?
家にも帰ってこないで。ずっといたのね」
エドワーズは、リリーが淹れたコーヒーを口にして満足気味だ。
少しばかりツンケンして美人のリリーは、
エドワーズと同じ職の警察。
2人は同期で知り合い、互いに惹かれ合って
恋人に達した。
同じ課では、有名なカップルとして名が通っている。
カップルと同時に相棒でもある。
正に、「最強タッグ」だ
「イーサン警視から書類を頼まれてね。
朝のうちに終わらせたかったんだ。」
「あぁ、そう....ご愁傷様ね。」
イーサン警視は、エドワーズの上司で
鬼畜上に仕事バカな男である
課でも、イーサンには近寄ろうとする者は居ないだろう
エドワーズは、ひそかにリリーとイーサンの不満を言ったりする
「ただでさえ顔が怖いってのに。あの鬼警視。
自分でしろって感じさ」
エドワーズがそう、呟くと
リリーは突如汗水を流し始めた
「あ?どうし....ぁ」
「エドワーズ警部。この前頼んだ書類は終わったか?」
後ろにいたのは「鬼警視」のイーサン警視だった
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